韓国コスメが時代の隆盛になっているのは、マスコミ等の情報からご存じの方が多いと思います。それでは実際には、どのような規模になっているのか調べてみました。日本化粧品工業会様のホームページに統計データがありましたので、そちらを拝借させて頂きます。
まずは、日本の化粧品の輸出入の状況です。
こちらのグラフから考えますと、ここ近年、輸出、輸入ともに増加していることが確認できます。このことから、化粧品を輸入をする、化粧品を輸出をする、共に可能性を秘めていると言えます。チャンスが大きいです。このチャンスですが、何も化粧品の製造、販売を中心に展開されている業者様だけのものではありません。
倉庫業務を中心に展開されている業者様にもチャンスがあると言えます。化粧品を輸入するにしても、輸出するにしても、保管する倉庫が必要となります。そして、そういった化粧品の保管場所を探している業者様の化粧品保管をお手伝いをするという、縁の下の力持ちという役割を果たせるからです。
とは言え、単なる倉庫業ですと、現在競合相手が多く、なかなか案件を勝ち取るのが難しいケースも多いかもしれません。そんな時、仮に倉庫が化粧品製造業許可を有していれば、他の倉庫との差別化が図れます。化粧品製造業許可を持っていれば、輸入化粧品への法定表示ラベル貼りが出来ますし、輸入された化粧品の検査が可能になります。
当然ながら、化粧品製造業許可を保持するには、必要となる要件があります。ただ、そのような必要要件があるにせよ、現在の化粧品の輸入、輸出の状況を考えますと、取得を検討するに値するのではないかと思われます。インターネット通販の広がりも寄与しておりますが、大型倉庫の建設のニュースを、あちらこちらで耳にします。このような倉庫の絶対数が増えている状況下で、自社の強みとして、化粧品製造業を検討されてみてもよいのではないでしょうか？ご興味がありましたら、お気軽に当事務所にお問い合わせ下さい。
